キュービックパズル

パズルのいろいろ

キュービック(立方体)パズル

パズルの楽しみは実際に作ること。それを誰かにやってもらうこと。まず、加工しやすい木で作ることにした。参考書は『PUZZLE IN WOOD』木のパズル・芦ヶ原伸之著・創和出版。作ったものが美しいこと、さらに楽しいこと、子どもたちが喜ぶこと・・・。そうすると次から次へと作りたくなってくる。いくつか作った中で、キューブ(立方体)になるパズルを紹介しよう。

ご存知[ソーマキューブ]。部品は7つ。組み立てて立方体にする。パターンは240通りあるらしいが調べていない。大体5分で立方体にできる。
これは外側だけを組み立てる。カシュー漆を塗ってみたら結構きれい。
「北風と太陽」北風と太陽がどっちがえらいか言い合っていました。(立方体4個の6面を利用して絵を描きます。それを一回ずつ回転させて次の絵を出します)
あそこに旅人がいる。あのマントを脱がした方がえらい。北風は力いっぱい吹きました。旅人は必死にマントをおさえました。(真ん中から左右外側に回転させます)
しかし、北風が強く吹けば吹くほど旅人はマントをしっかりとおさえたのです。太陽が暖かく照らしました。旅人は暑くなってマントを脱いでしまいました。(真ん中から上下外側に回転させます)
厚紙で作った立方体を裏返す。
無理をしないでも自然に裏返せます。

 原理は【折りたたみの数学】に書いてあります。
左はその展開図。黄色ののり代だけをくっつけます。つぶすと正方形になり、それは簡単に裏返しできます。
 右は立方体上の面だけ写真のように切込みが入れてある。これを平面に折りたたむことができるだろうか?
 
左は上の黄色の立方体の展開図。赤線を谷折りにすると、簡単に平面に折りたたむことができる。不思議ですが、原理は簡単
 右は牛乳パックの折りたたみ。赤線は谷折り。これが簡単に折りたためることから、左の立方体も折りたためる。しかも全ての正方形がぴったりと重なる。
厚紙で立方体を組たてる。どこが切ってあるかわかりますか。立方体は六面あれば十分なので、どこかが重なります。
何種類か考えてみましたが、まだ他にあるかもしれません。
右側は売ってある貯金箱。お金を入れても出てこない。まるで消えるよう。
「ザ・キューブ」パーツは六個。これを組み立てるのは超難しい。解答は一通りらしい。一時間やってできた子がいた。
ペンタファイブ。
5個ずつの部品が5つ。
組み立てるのはかなり難しい。
「ビルズ・バフリング・バー」6本の木を組み合わせて右のようにする。かなり複雑。分解することはできるが、組み立てられない。
「三本バー」3本の木を組み合わせる。これも、分解することはできるが、組み立てられない。
サイコロでカレンダーを作りたい.月は12あるから2ずつ書けばいい.では,日にちは書けるだろうか.数は0,1,2,3,4,5,そして6,7,8,9の10個で良いだろうか.いや,1,2,0が必要.すると13面必要だ.どうすればいい?
2×2のキューブ。これを基本にして3×3のルービックキューブの動かし方がわかる。
上の2×2のキューブをガンダムにしたもの。できあがると感動する。ガンダムは実に美しい。
左のキュービックの横棒はエンピツです。これが曲がっているように見えませんか。右のドラゴンは首を振ります(動画)。
[ドラゴンをダウンロードできるサイト]
立体視のキュービックはいくつも作ってきました。これは複雑に見えますが作り方はいたって簡単。考えてみてください。
上斜めから見ます。
   
これも同じ構造ですが、もう少し複雑に創っています。
細部を立体的に作りました。
   
市松模様のキュービックパズル
立体視。交差法(近くを見る目)で二つの立方体を重ねる。
同じく立体視。脳の中で立体を構成している。左は正三角形を六個並べたもので、正六角形。右のものは立体ではありえないが、平面では「オリガミ六角形」になる。
立方体の展開図を作ろう。全部で11種類あるよ。全部見つけることができるかな。
部品は9個。
一番大きい青を土台にしてだんだん組み立てていく。
正八面体と正四面体が入っているのが楽しい。
最後に正六面体になる。
9色のキューブをどの面も9色出るように組み立てる。かなり難しい。
百円ショップで買ったもの。これも正六面体からできているが、準正多面体に入るのかも。
左のパーツを使って立方体を作るパズル。5分あればできるが、できた後に充実感がある。
(a+b)3=a3+3a2b+3ab3+b3でa=2bの場合。
右の様に8個のキューブが6色に塗られている。これを組み合わせて、左の様に揃える。けっこう難しい。色の塗り方も示さないといけないね。
ダブルキューブ。キューブを二つ組み合わせたルービックキューブ。
台湾製。首都研修で買ってきた。
小学校でよく作る色や絵が変わる箱。4つの立方体を裏返しできるようにつなげたもの。裏返すとチョコレート色の立方体になる。
三つのピースを組み立てると十字形になる。中にビー玉が入れてあり、これを移動させると取り外すことができる。

参考文献…『PUZZLE IN WOOD』木のパズル・芦ヶ原伸之著・創和出版

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