あ し あ と

Kyouryu1.jpg (26602 バイト)「科学朝日」より

これは何だと思う?

そう、恐竜の足跡の化石なんだ。

恐竜の足跡の形はニワトリのそれと変わらない。

でも、大きさが違う。こちらは30センチぐらい。

岐阜県の白川村にたくさんの恐竜が歩いた跡がある。
1億4000万年前の中生代ジュラ紀から白亜紀気かけて堆積した地層だ。
見て。表面に波のような跡があるだろう。
当時の海か湖の岸辺の波打ち際を複数の様々な恐竜達が歩いている。
そして、この化石の岩は斜めになっている。


AS11-footprint1.jpg (16183 バイト)「ナインプラネッツ」より

この足跡はどこにあると思う?

ヒント、30年以上前の足跡なのに、今もくっきりと残っている。
別に標本として保存されているわけではないのに。

もしかしたら、月にあるの。

そうだよ。アポロ11号のオルドリン飛行士が月に残してきた足跡。

月に降り立つ時に、アームストロング船長が発した言葉。

「That's one small step for (a) man, one giant leap for mankind.」

訳してみて。・・・

30年以上前に月に行っていたなんて、信じられないな。

それについては、
42、人類が再び月に立つことができないのは、なぜか
   ――30年前に人類は月に立ったのだ!――


Asiato1.jpg (62881 バイト)雑誌「科学朝日1994/4」より


360万年前の人類の祖先
(アファール猿人/アウストラロピテクス)のあしあと

1978年にタンザニアで発見

アウストラピテクスが直立二足歩行していたという証拠

小さい足跡と大きい足跡が並んでいる。

母親と子ども連れで手をつないで歩いているのじゃないかな。

猿人でしょう。不思議な気がするな。

さて、このあしあとはどこまで続いているのだろうか?

360万年後の私たちまで続いているのかな・・・。

この足跡は、月の足跡につながっていくんだ。

・ ・ ・ ・


これは学校の通路にあった足跡だ。何の足跡だろう?



サルの足跡だ。

そう。では、これは手だろうか、足だろうか?

大きい方が足で、小さい方が手では?

では、これは人間の足と同じ?

親指と他の4本とがかなり離れているし、足というよりは手に近いな。

サルは足も使って木を握っている。4本手だ。人間は2本手と2本足。犬は4本足。

側溝の泥の中に後ろ手を入れたらしくくっきりと残っていた。
すぐ右上に前の手の跡がある。前の手は指は着いているが、手の平はついていない。


これは動物の足だ。何の足だと思う?

「サンケイカラー百科」より

柔らかそう。スポンジみたいな足だね。柔らかい所を歩く動物だね。

わかった。ラクダだ。

砂漠を歩いても沈まないようになっているんだね。


足と動物のカードを配って、足と動物の絵合わせ

色々な足を集めてみた。どんな動物の足だろうか?

郵貯振興会「ひろば」より

(し)はサルの仲間かな?人差し指と薬指がひっついている。

(え)はくまじゃないかな。人間の足と似ているよ。

(か)はゾウだ。でも、ちゃんと5本指で、爪まであるよ。

(え)と(さ)を比べると違うよ。(さ)は柔らかい。
そっと忍び寄るのに適している。猫の仲間だ。模様から・・・


さあ、ここからどんなことが見えてくるだろうか。

みんなの気がついたことを出し合おう。


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